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表4.6 循環指数と月平均波高偏差(波浪計算値)との高相関域

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―500hPa高度偏差と循環指数との相関解析―
循環指数の定義から明らかなように、指数が定義される対象領域において、500hPa高度偏差と循環指数とは高い相関を示す。例えば、極東域東西指数R2−ZIは北緯40°の東経90。〜170°平均偏差と北緯60°の同経度範囲の平均偏差の差であるので、この正の指数の意味するところは、東経90度〜170度の範囲で北緯40度の偏差が正であるか、あるいは北緯60度の偏差が負の場合である。従って、分布図をみると北緯40度で正、60度で負の等値線が引かれており合理的である(巻末資料14)。

 

 

 

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